2007/05/24 (Thu) 01:59役立つ話その1 “ 筆 ”“簡単仕上げ”と言っても、部分塗装の必要な場合は
多かれ少なかれ出てきます。 “部分塗装”なので、細かい塗り分けの場合が多く いちいち「エアブラシ」を使うのもちょっと面倒です。 そこで その“ 筆 ”を 細部対応型 に改造しましょう。 使う道具はコレです。 ナイフとウォータープライヤーです。 普通のプライヤーでも問題ありません。 改造前の筆を横から見ると 厚みがあり細部塗装に向いているとは言えません。 そこで、このように奥から潰していきます。 力を入れすぎると筆が壊れるので気をつけましょう。 潰し終わるとこんな感じです。 はじめの状態より毛先が広がっています。 この角度でも毛先にまとまりがありません。 ここで“ナイフ”の出番です。 ご覧のように少しずつ両面から余分な毛をそぎ落とします。 両面そぎ落としが終わりました。 このくらいで抑えておくのには訳があります。 その訳は後程ご説明することにして、作業を進めます。 次に、横方向への広がりを調整します。 当然両サイドから行います。 これで完成となります。 「ストフリ完成への道」でもご紹介した“改造筆”です。 面相筆は全方位ダイエット(やせすぎ注意!)。 どのタイプの筆でも思いきり過ぎると撹拌棒になりますので くれぐれもご注意ください。 <最後に、最初のそぎ落としを控えめにした訳をご説明します> 平筆はいきなりザックリそぎ落とすと、塗装中に毛先が割れる 悲劇が起こります。はじめは控えめにそぎ落とし、試し塗りを しながら少しずつ毛量調節をすることを強くお勧めします。 |
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